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・使い方 刑訴法の論文式試験でも狙われがちな基本かつ重要な論点について、事例問題が挙げられている。その問題の回答を考えながら、続く解説を読み進めて理解を深めていくと良いと思う。 ・代替比較 刑訴法は、基本書は有名なものがたくさんあるが、演習書で一番著名なのはこの書籍だと思う。受験生でも目を通している人が多いと思う。対話形式の文章が読みづらいという方もいるかもしれないが、この書籍を読んでいないことで他の受験生と比べて相対的に書き負けるといった事態を避けるためにも、一度は目を通しておいて損はないと思う。 ・レベル感 扱われている論点自体は基本的なものが多いが、設問の問い方が難しかったり、解説の中にもなかなか複雑な学説対立に立ち入っている箇所があったりするので、すべてを理解しきる必要はないと思う。また、演習書であるから、当然、刑訴法における捜査から公訴・公判に向かう基本的な流れを理解していることが前提となっているので、これらについて理解していないところがある場合は、まずは基本書を確認するのが良いと思う。その意味では、基本論点を扱う演習書ながらも、その難易度は決して低くないと思う。 ・弱点 扱われている事例自体は短めのものが多いので、具体的なあてはめや事実の拾い方は過去問などを通じて練習する必要があると思う。また、この書籍では扱われていないが、領置や実況見分調書といった単元も司法試験では問われがちなので、この書籍だけで問われうる論点を全て網羅できるわけではない点にも注意するべきである。
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・使い方 短い事例問題が記載された演習書・問題集に分類される教材ではあるが、その問題の解説部分で、重要な定義や規範も短くまとめられているので、実は論証集的な側面もある優れものである。しかも総論と各論が43のチャプター・280頁あまりに集約されているので、コンパクトなのも良い点である。 ・代替比較 刑法の基本書系は、総論と各論に分けられて刊行されているものが多い中、ここまでコンパクトに両者がまとめられている書籍は、少なくとも今のところはこれが唯一のように感じる。 ・レベル感 論文式試験対策として求められる定義・規範はこの書籍に掲載されているもので十分だと思う。「第0講 刑法の事例問題への取り組み方」として、論文式試験のための問題の解き方も冒頭で紹介されているので、答案作成初心者にも優しいと思う。ただもう少し具体的なあてはめの練習をするには、他の問題集を使うのがよいかもしれないし、ほんとうに刑法の理論をはじめから学びたい方は、他の基本書をまず読んでからこの書籍に戻ってきてほしい。 ・弱点 ほぼないと思う。強いていえば、性的自由に対する罪の記載が、いまだ強制わいせつ罪などにとどまっていて更新されていない点であろうか。
・使い方 論点はほぼほぼ網羅されているので、これを土台に論証集を自作すればかなりの質のものが出来上がると思う。ただ、どうしても民訴法の基本書ではあるので、分量は少なくない。辞書的な使い方をするのもありかなと思う。個人的には、この書籍を使ったことで民訴全体を通した理解を得られたと感じている。 ・代替比較 民訴法の基本書は分厚いものが多く、なかなかすべてを読み切るのは難しいと思う。それでも個人的には、この書籍なら、なんとか覚悟して挑めば、通読も不可能ではないと思う。ただ、さすがに学びはじめの方がこれをいきなり読み進めてもなかなか理解が及ばないと思うので、そういう方にはもう少し薄い概説書を読んでみることをおすすめする。また、用語法も特徴的だが、私はこの書籍の用語法が好み。 ・レベル感 網羅性が高いという意味では、学びはじめの辞書的な立ち位置にもなりつつ、試験直前の深い理解のための教材にもなると思うので、マルチに活用の幅はあると感じる。この書籍を使って、最近問われがちな用語の意義をしっかりおさえておきたい。 ・弱点 民訴法という科目の特性上仕方ないのかもしれないが、やはり全体の分量の多さは否定しきれない。通読を目指すにしても、まず最初は少しずつ小分けにして読み進めてみるなど、いろいろ工夫はしてほしい。
・使い方 会社法の基本書のなかで、かつ通読にも難くないものと感じる。自作の論証集のタネ本としても使った。会社法上の制度の趣旨や論点などについて、ボールドされて(太字になって)問題提起がされるという形式で論述されており、かなり司法試験を意識した基本書だと思う。 ・代替比較 会社法の基本書はかなり種類があるので、正直なところ、相性はあると思う。私は「コラム」や「条文ガイド」、そして「条文索引」があるなど、細かい気配りが感じられたので、この書籍が気に入っている。 ・レベル感 基本書であるから、当然会社法の基本を学ぶためには必要十分な内容が記載されている。初学者の最初に一冊としてはやや重めではあるが、ぜひこの書籍に記載されていることはマスターしておいてほしい。 ・弱点 特に気になるところはないが、強いて言えば、会社法典自体とは異なり、設立に関する記載が、書籍全体の最初のほうではなく、組織再編の少し前の章で扱われている点に違和感を覚える人もいるかもしれない。
2025.03.31
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新着クチコミ
刑訴法の基本論点にがっぷり四つ
・使い方
刑訴法の論文式試験でも狙われがちな基本かつ重要な論点について、事例問題が挙げられている。その問題の回答を考えながら、続く解説を読み進めて理解を深めていくと良いと思う。
・代替比較
刑訴法は、基本書は有名なものがたくさんあるが、演習書で一番著名なのはこの書籍だと思う。受験生でも目を通している人が多いと思う。対話形式の文章が読みづらいという方もいるかもしれないが、この書籍を読んでいないことで他の受験生と比べて相対的に書き負けるといった事態を避けるためにも、一度は目を通しておいて損はないと思う。
・レベル感
扱われている論点自体は基本的なものが多いが、設問の問い方が難しかったり、解説の中にもなかなか複雑な学説対立に立ち入っている箇所があったりするので、すべてを理解しきる必要はないと思う。また、演習書であるから、当然、刑訴法における捜査から公訴・公判に向かう基本的な流れを理解していることが前提となっているので、これらについて理解していないところがある場合は、まずは基本書を確認するのが良いと思う。その意味では、基本論点を扱う演習書ながらも、その難易度は決して低くないと思う。
・弱点
扱われている事例自体は短めのものが多いので、具体的なあてはめや事実の拾い方は過去問などを通じて練習する必要があると思う。また、この書籍では扱われていないが、領置や実況見分調書といった単元も司法試験では問われがちなので、この書籍だけで問われうる論点を全て網羅できるわけではない点にも注意するべきである。
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刑法論文式試験のコアのコア
・使い方
短い事例問題が記載された演習書・問題集に分類される教材ではあるが、その問題の解説部分で、重要な定義や規範も短くまとめられているので、実は論証集的な側面もある優れものである。しかも総論と各論が43のチャプター・280頁あまりに集約されているので、コンパクトなのも良い点である。
・代替比較
刑法の基本書系は、総論と各論に分けられて刊行されているものが多い中、ここまでコンパクトに両者がまとめられている書籍は、少なくとも今のところはこれが唯一のように感じる。
・レベル感
論文式試験対策として求められる定義・規範はこの書籍に掲載されているもので十分だと思う。「第0講 刑法の事例問題への取り組み方」として、論文式試験のための問題の解き方も冒頭で紹介されているので、答案作成初心者にも優しいと思う。ただもう少し具体的なあてはめの練習をするには、他の問題集を使うのがよいかもしれないし、ほんとうに刑法の理論をはじめから学びたい方は、他の基本書をまず読んでからこの書籍に戻ってきてほしい。
・弱点
ほぼないと思う。強いていえば、性的自由に対する罪の記載が、いまだ強制わいせつ罪などにとどまっていて更新されていない点であろうか。
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「眠素」を解消してくれた優秀な基本書
・使い方
論点はほぼほぼ網羅されているので、これを土台に論証集を自作すればかなりの質のものが出来上がると思う。ただ、どうしても民訴法の基本書ではあるので、分量は少なくない。辞書的な使い方をするのもありかなと思う。個人的には、この書籍を使ったことで民訴全体を通した理解を得られたと感じている。
・代替比較
民訴法の基本書は分厚いものが多く、なかなかすべてを読み切るのは難しいと思う。それでも個人的には、この書籍なら、なんとか覚悟して挑めば、通読も不可能ではないと思う。ただ、さすがに学びはじめの方がこれをいきなり読み進めてもなかなか理解が及ばないと思うので、そういう方にはもう少し薄い概説書を読んでみることをおすすめする。また、用語法も特徴的だが、私はこの書籍の用語法が好み。
・レベル感
網羅性が高いという意味では、学びはじめの辞書的な立ち位置にもなりつつ、試験直前の深い理解のための教材にもなると思うので、マルチに活用の幅はあると感じる。この書籍を使って、最近問われがちな用語の意義をしっかりおさえておきたい。
・弱点
民訴法という科目の特性上仕方ないのかもしれないが、やはり全体の分量の多さは否定しきれない。通読を目指すにしても、まず最初は少しずつ小分けにして読み進めてみるなど、いろいろ工夫はしてほしい。
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会社法全体のイメージを掴める優れた基本書
・使い方
会社法の基本書のなかで、かつ通読にも難くないものと感じる。自作の論証集のタネ本としても使った。会社法上の制度の趣旨や論点などについて、ボールドされて(太字になって)問題提起がされるという形式で論述されており、かなり司法試験を意識した基本書だと思う。
・代替比較
会社法の基本書はかなり種類があるので、正直なところ、相性はあると思う。私は「コラム」や「条文ガイド」、そして「条文索引」があるなど、細かい気配りが感じられたので、この書籍が気に入っている。
・レベル感
基本書であるから、当然会社法の基本を学ぶためには必要十分な内容が記載されている。初学者の最初に一冊としてはやや重めではあるが、ぜひこの書籍に記載されていることはマスターしておいてほしい。
・弱点
特に気になるところはないが、強いて言えば、会社法典自体とは異なり、設立に関する記載が、書籍全体の最初のほうではなく、組織再編の少し前の章で扱われている点に違和感を覚える人もいるかもしれない。
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